累 いざな ネタバレ 3 【ファムファタルとの出会いはねずみ男でもびびってた】

こんにちは、ちどりです。

今日は、「累」の前日譚である

「誘」の第3章『白永山』の紹介です。

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あらすじ

 

いざなは白永山の小屋に

18まで隠れ住みました。

必要なものは週に1回、

千草が届けてくれました。

このような境遇でありながら、

自殺することも狂うことも出来ず

18年間私が生きているのは、

嫉妬と憎悪と怨念があるからだ。

 

 

小屋には千草以外の

誰も来ませんでした。

 

 

いざなは誰かに会うのが怖くて、

千草の家に行きませんでした。

 

 

それどころか、

小屋の外にでることもありません。

 

 

最低限の生活品、

千草がくれた腕時計

そしてたくさんの本…

 

 

あるとき、

いざなは、1週間をこえても

千草が来ないことに

心配になります

 

 

 

千草の家をのぞき見ると、

そこには

目がほとんどみえなくなったらしい千草と

それを助ける見知らぬ少年がいました。

 

 

恩返しもできないことに

打ちのめされるいざな。

 

 

そして千草は、

その二日後に、

その少年に助けられながら山を登り、

そしていざなに、

彼と会って欲しいといいます。

 

 

自分はもう山には登れないから、

これからは少年に

頼もうと考えている、と。

 

 

彼の名は朱砂野欣吾(すさの きんご)。

朱砂野当主が、不倫相手に生ませた子でした。

 

 

居場所のなかった欣吾を、

千草は手伝いという名目で

家に招き入れていたのです。

 

 

 

こうして、いざなと欣吾の縁ができました。

 

 

いざなも欣吾も、

居場所がないと自覚していること、

自分の醜さを懸念してることでは

同じでした。

 

 

そして、いざなのほうは

外へもゆけない醜さだ、という認識も――

いざなもおれも、

自分の意思に関係なく

生まれさせられて、

なのに生まれてくれるなと

突き放されて生きているのだ

 

 

時間をかけて

少しずつ会話するようになった

千草と欣吾。

 

 

数ヶ月後、欣吾は

夏祭りの話をします。

 

 

正月に神楽を見たことを

ぽろりと話すいざな。

浪乃という女の子が、

巫女になって踊る。

すごく、それが…きれいで

あのときの複雑な思いは、

言い表せません。

 

 

その葛藤を知らない欣吾は

浪乃が嫌いだと話します。

 

 

さらに、浪乃が来年村を出て行くこと、

来年の祭りで最後だろうということ、

村にはもう、

朱砂野一家と

千草しか住んでいないことを

教えます。

 

 

やがて電灯も点けずに

身を浸した黒い闇の中に

浮かび上がってきたのは、

18年間私がこの世に

執着していられた理由だった。

 

この穏やかに死にゆく村に対していざなは、

一矢報いたい、

壊したい

と願っていたのでした。

 

そして、この思いを

封印するしかない、とも。

 

感想

封印しようと思ったんだ!?

というのが一番の驚きでした。

 

 

てっきりそのまま突っ走ったのかと…。

 

 

出会いのシーンは

前に漫画でも出てましたね♪